はり治療は機能性ディスペプシアの改善に極めて効果的です

先にも述べたように、当院では機能性ディスペプシアの原因をお腹と背中の張り、自律神経の機能低下により、胃の働きを低下させているものと考えています。

筋緊張の緩和は、はり治療において得意分野です。

お腹や背中の緊張に狙いを定め効率よく筋肉を緩め血流改善をすることができます。

また当院の行うはり治療は、多くの鍼灸院で行うような症状の局所に直接的にたくさんはりを刺すような治療ではなく、触診や動作分析により刺鍼するツボを選びだしミリ単位で正確にツボをとらえることで胃の働きに関連する狙った筋緊張だけを緩めることが可能です

はり治療は胃の働きに関わる血流をピンポイントで改善できる、機能性ディスペプシアにとって最も理想的なアプローチが可能な治療法なのです。

機能性ディスペプシアは一般的に原因不明とされ、確立された治療法もなく、発症から時間が経つほど回復の見込みがなくなると言われていますが、はり治療においてもやはり発症から治療開始の時間は回復への重要な条件となることは否めません。

重症な場合や、通院を先延ばしにしてしまい治療開始が遅れるほど症状が固定されてしまいます。機能性ディスペプシアの症状は、一度進んでしまうとなかなか回復に至らず慢性化してしまう場合も現実としてあります。

そのようなことにならないためにも、早期に適切な治療を行うために、これまでに多くの機能性ディスペプシアの患者さんと向き合ってきた当院にご相談下さい。